2023年11月17日に開催した研究討論会の内容をまとめたものです。
近年、第4次産業革命と呼ばれるIoT、ビッグデータ、AIといったデジタル分野での技術革新により、「①大量生産・画一的サービス提供から個々にカスタマイズされた生産・サービスの提供」「②既に存在している資源・資産の効率的な活用」「③AIやロボットによる、従来人間によって行われていた労働の補助・代替」などが可能となってきています。我が国においても、 「i-Construction推進コンソーシアム(2016国交省)」 「インフラ分野のDX推進本部(2020国交省)」 「スマート保安官民協議会(2020経産省)」など、取組みの具体化・促進が図られています。
一方、インフラ各社においては、設備の高経年化や人材の不足・高齢化といった内的環境と、自然災害の激甚化や脱炭素化の潮流、コロナ禍での事業継続といった外的環境の両面で課題が顕在化しており、安全性を前提とした保安水準の維持、生産性向上の両立に向け、デジタル技術や機械化等の新技術を活用した建設・保全・運用の高度化を志向しています。
そこで、『新技術の活用による社会インフラの建設・保全・運用の高度化』と題し、各分野での新技術の実用化事例を紹介するとともに、インフラ設備の建設・保全・運用の高度化のために必要となるアプローチについて意見交換を行いました。
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