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第65巻 第3号
自然災害に対する架空送電技術
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自然災害に対する架空送電技術 概要 近年,国内では台風9119号に伴う暴風による送電用支持物倒壊,台風0514号に伴う豪雨による支持物倒壊および平成18年豪雪による広域かつ長時間停電などにみられるように,過去に経験したことのない自然災害が発生している。 自然災害による架空送電設備の被害軽減および防止には,自然現象および自然災害に対する架空送電技術の動向を体系的に取りまとめることが重要である。 本書では,自然災害による架空送電設備の事故を調査し,風,雨,雪による災害について,代表的な過去の事例を詳述するとともに,対策技術をとりまとめた。 それ以外の地震,海塩,雷による災害については,事例を紹介し,対策をとりまとめた。 また,地域の特殊要因によって発生した災害として,地すべり,火山噴火に伴う土石流の事例とその対策を紹介した。 さらに,自然災害に対するわが国と海外との対応の違いを把握するために,近年,海外において架空送電設備に甚大な被害をおよぼした自然災害のうち,風,雨,雪による事例を中心に紹介した。
テキスト価格 会員(CD付)3,970円 非会員(CD付)7,940円
会員(CD無)3,090円 非会員(CD無)6,180円
発刊:平成21年

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